ミッフィーの作者として有名なオランダの絵本作家でグラフィック・デザイナー、ディック・ブルーナの父親は出版社Bruna&Zoon社を経営しており、 ディックに継承しようとしました。しかし、ディックは経営に全く興味が無かったため、デザイナーとして1951年に入社しました。 アメリカで当時流行したペーパーバックという体裁の書籍の展開がオランダでもとりあげられ、そのペーパーバックの装丁をディックは手がけることになります。
ブルーナという文字は東欧では態を差す意味があることと、書籍がミステリー中心だった事から「Zwarte Beertjes(ブラック・ベア)」とシリーズ名が付けられました。そして、1955年から1975年の出版社退職まで、 ディックは2000冊ほどのカバーデザインを創作したと言われています。実はディックはそれまで、美術的教育を受けておらず、この制作活動の中から手法やオリジナリティを確立し、ミッフィーのようなシンプルなテイストの作品を生み出していきました。

この度フリーライドでは、このブラック・ベアシリーズを限りなく集めた大容量の豪華作品集を刊行いたしました。 この書籍を通して、是非ブルーナの発想のプロセスに注目していただけますと幸いです。




Zwarte Beertjes Book cover design by Dick Bruna
W215xH215xD35mm 444ページ フルカラー ハードカバー 布張装丁

7,480円(6,800円税抜き)